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平成17年度

北海道工業大学 工学部機械システム工学科  
山口 雄平 さん
 ── 機械設計技術者試験制度をお知りになったきっかけ、また受験された動機について教えてください。

山口:大学3年のとき、前期に「ラボセミナーV」という必修科目があり、その達成目標として機械設計技術者3級試験に合格することと同等の能力を身につける。とありそのとき初めて試験制度を知りました。自分は本当に3級試験に合格できる力がついたのか確かめたいというのが受験動機です。



 ── 試験の難易度はいかがでしたか?

山口:解答方式がマークシートに変わったことで、過去問題とくらべて全体的に易しく感じました。ただし熱工学だけは難しかったようです。



 ── 試験勉強にあたって実行した勉強方法は?

山口:17年度版3級問題集を使い、問題に対する自分の解答をノートに書きこむほうほうで学習しました。解くことができなかったものは、大学で使用した材料力学の教科書を調べ、問題集にその教科書の種類やページ数を書き込むなど工夫を加えました。ちなみに問題集は学校の必修科目の教材として使用したので、学科の学生は全員が購入しています。



 ── これから3級受験を考えている技術者の方に対して何かアドバイスがあれば教えてください。

山口:まずは問題集(過去問題)を入手することをお勧めします。過去6,7年分の問題を何も見ずに解く事ができれば、ほぼ間違いなく合格するレベルに達していると思います。とはマークシートに記入するときに記入場所をミスしないように注意してください。



 ── 3級機械設計技術者として、これからの抱負があれば教えてください。

山口:就職先として機械設計業を希望していますので、自己PRとして資格取得を積極的に活用したいと思っています。。



 ── 受験資格の実務経験年数に達した時、2級試験、1級試験にチャレンジしてみたいと考えていますか?

山口:就職する企業によって実務経験を満たすことができるかどうか分かりませんが、ぜひ受けて見たいと思っています。


 ── どうもありがとうございました。