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平成17年度

大阪電気通信大学 電子機械工学科
船橋 美知太 さん
 ── 機械設計技術者試験制度をお知りになったきっかけ、また受験された動機について教えてください。

船橋:自分が所属している研究室の先生に勧められました。苦手な機械系科目を基礎からしっかり理解するよいチャンスだと思い受験しました。



 ── 試験の難易度はいかがでしたか?

船橋:材料力学・機械製図に作図問題がなくなったことや、機構学は過去問題を何度か解いていれば9割近く正解できたことなどから、過去に比べて難易度は下がったのではないでしょうか。今年からマークシート方式が採用され、出題形式は大幅に変更されています。個人的な感触としては、全体の6割が解ければ合格できると思います。



 ── 試験勉強にあたって実行した勉強方法は?

船橋:約2か月間、猛勉強しました。大学の先生方に基本から丁寧に教えてもらう機会にも恵まれました。ある程度基礎が固まってから過去問の解答を暗記するぐらい何度も解いてみました。



 ── これから3級受験を考えている技術者の方に対して何かアドバイスがあれば教えてください。

船橋:第一にマークシートの記入ミスに気をつけてください。ちなみに私は工業材料の教科欄のマークを材料力学と間違えていることに気づき真っ青になりました(泣)。第二に問題の見落としに気をつけてください。問題用紙の裏にも問題はあります。ちなみに私はそれに気づかず4問ほど見落としたことにテスト後気づくことになり、真っ青になりました(笑)。
これ以上の犠牲者を出さないためにも、最後の5分はまだ全問解いていなくても、ケアレスミスのチェックに時間を割いたほうが良いと思います。




 ── 3級機械設計技術者として、これからの抱負があれば教えてください。

船橋:今度は電検3種を取得して、機械・電気両面に精通した技術者を目指します。



 ── 受験資格の実務経験年数に達した時、2級試験、1級試験にチャレンジしてみたいと考えていますか?

船橋:まずは当面の目標である電検3種に合格できたら考えてみます。


 ── どうもありがとうございました。