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(社)日本機械設計工業会ホームページ

岐阜工業高等専門学校 機械工学科 
中野 元裕 さん
 ── 機械設計技術者試験制度をお知りになったきっかけ、また受験された動機について教えてください。

中野:学校で教官から告知がありました。学内ではTOEICなどの資格取得を勧めています。私も4年生となり、真剣に進路を考えなければいけない時期に入りました。現在の実力を測り、また同時にスキルアップにもつながると思い試験に挑戦しました。



 ── 試験の難易度はいかがでしたか?

中野:十分に試験対策を行なっていれば解ける問題で、難易度は例年並だと思います。機械力学は初歩的な問題で易しかったかもしれません。基礎学力のある方なら、2週間程度集中特訓すれば、全問解答できるかもしれませんね。



 ── 試験勉強にあたって実行した勉強方法は?

中野:3級問題集を使って学習を進めました。材料など暗記よりも機械力学や材料力学、流体力学の計算の重点をおきました。学内では、年度始めと夏休みあけの2回、過去問題を使った模試が行なわれました。



 ── これから3級受験を考えている技術者の方に対して何かアドバイスがあれば教えてください。

中野:学生の方は、授業で習う知識が本当に出題されてきますので、ノートなどを見直すと良いと思います。計算問題などは必ず自分で解いてみて、完全に理解することが重要です。



 ── 3級機械設計技術者として、これからの抱負があれば教えてください。

中野:資格をぜひ給与アップに活用してみたいですね(笑)。冗談はともかく、資格取得は「目的」ではなく、スキルアップや自己研鑽の方法のひとつです。試験に合格したからといって勉強を怠るようなことはしたくありません。



 ── 受験資格の実務経験年数に達した時、2級試験、1級試験にチャレンジしてみたいと考えていますか?

中野:ぜひチャレンジしてみたいです。資格取得後も、知識を錆びつかせないよう上位の級を目指すのはとても良いことだと思います。


 ── どうもありがとうございました。



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