　──機械設計技術者３級試験制度をお知りになったきっかけ、また受験された動機について教えてください。

伊藤：この試験を知ったのは、教授の話や案内書などからです。受験動機は、今までの勉強の総復習と学校以外の試験を受けてみたいと思ったことです。

　──試験の難易度はいかがでしたか？

伊藤：過去問題と比較すると、記号問題のほうはやや易しくなっていたように思いますが、逆に機構学は難しくなっていたと思います。

　──３級試験受験にあたって実行した勉強方法は？試験勉強に役立った教科書・参考書があればそれも教えてください。

伊藤：試験に合格するためには、まず記号問題（制御、工業材料など）を完璧にするため、教科書、参考書を読み、キーワードをチェックしました。次に計算問題に取り組みました。ここでは各分野の基礎的な公式を理解し、使えるようにするために簡単な問題から徐々にレベルアップさせていき、難しい問題を解くようにしていきます。最後は、３級の過去問題、さらに１，２級の問題をこなせればベストですね。また、週１回ペースで勉強会がありましたが、過去問題の解答が主でした。

　──これから３級試験を受験しようと思っている方へのアドバイスがあれば教えてください。

伊藤：合否に関係なく目標を持ち、それに向かって勉強することにより知識を豊富にできますし、また、再確認にもちょうど良い機会になるのではないかと思います。「一度やると決めたら最後までがんばろう！」　

　──３級機械設計技術者として、これからの抱負があれば教えてください。

伊藤：この試験をきっかけに、機械設計というものに興味を持ち、メーカーに就職して何かの設計をやってみたいと思っています。

　──資格の実務経験年数に達した時、機械設計技術者２級試験、１級試験にチャレンジしてみたいと考えていますか？

伊藤：メーカーに就職して、設計関係の仕事がしたいので、経験をつんで上級を受けスキルアップをしたいと思っています。

　──どうもありがとうございました。