　──機械設計技術者３級試験制度をお知りになったきっかけ、また受験された動機について教えてください。

山口：先生の紹介でこの試験制度の存在を知りました。自分の勉強してきたことが、どれだけの力を持っているのか試すため挑戦してみようと思いました。

　──試験の難易度はいかがでしたか？

山口：今回の試験は、過去の問題と比べて簡単でしたが、それでも完璧に答えられたのは少なかったと思います。

　──３級試験受験にあたって実行した勉強方法は？試験勉強に役立った教科書・参考書があればそれも教えてください。

山口：今回の試験はドイツ語検定試験の２日後ということもあり、そちらの勉強に時間を取られて、機械設計技術者試験の対策は満足できるものではありませんでした。しかし、日々の授業の中で勉強をしていれば十分対応できる内容です。やはり日ごろの積み重ねが大事だと実感しました。試験勉強に役立ったものは過去問題です。これで学習することでほとんどの復習、自習が可能になりました。

　──これから３級試験を受験しようと思っている方へのアドバイスがあれば教えてください。

山口：この試験を受ける方は勉強したことを一生忘れない、くらいの勢いで臨んで欲しいと思います。受験にあたって学習する知識は、技術者にとって絶対に必要な知識です。それを頭に入れて勉強にあたってもらいたいです。

　──３級機械設計技術者として、これからの抱負があれば教えてください。

山口：試験に合格したといっても、ぎりぎりで受かったのかもしれません。そのことを忘れずに資格を持つだけの力を常に身につけていられるよう努力してゆきたいと思います。

　──資格の実務経験年数に達した時、機械設計技術者２級試験、１級試験にチャレンジしてみたいと考えていますか？

山口：もちろんです。機会があれば受験したいと思っています。

　──どうもありがとうございました。