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機械設計技術者3級試験合格者インタビュー
平成13年度 3級合格
有明工業高等専門学校 機械工学科 4年
中川 里香 さん
 ──機械設計技術者3級試験制度をお知りになったきっかけ、また受験された動機について教えてください。

中川:学校の掲示板に貼り出してあったポスターを見てこの試験を知りました。最初は受験するかどうか迷いましたが、男女平等と言われる現在でもやはり女性の雇用状況は厳しいままなので、ここで資格を取っておき、少しでも自分に付加価値を付けようと思い受験を決意しました。

 ──試験の難易度はいかがでしたか?

中川:担当の教官から練習問題を配布されていましたが、それよりも難しかったように思います。しかし、そのほとんどが今まで学校で学んできたことの応用だったので、時間をかけてじっくり考えれば答えは出てくると思います(試験時間はたっぷりありましたので)。

 ──3級試験受験にあたって実行した勉強方法は? 試験勉強に役立った教科書・参考書があればそれも教えてください。

中川:試験日は11月25日でしたが、11月4日に開催された九州ロボットコンテスト大会に出場したため、勉強を始めたのは試験前1〜2週間でした。勉強したのは配布された練習問題だけで、しかも毎日学校の課題に追われていたので、試験勉強に充てることができた時間は1日に2時間あるかないかぐらいだと思います。しかし、長時間ダラダラと勉強するより短時間集中で学習するほうが効率は良いようです。特に学生の場合、試験対策ばかりに気をとられているわけにはいきません。短時間でいかに内容を理解できるか、これが試験合格の鍵だと思います。

 ──これから3級試験を受験しようと思っている方へのアドバイスがあれば教えてください。

中川:「機械設計技術者試験」と聞くと、「難しそうだな」と敬遠される方も多いと思いますが、3級の場合それほど難しくないですし、自分自身の能力に挑戦するつもりで頑張って欲しいと思います。また、女性の受験者が極端に少ないようなので、男性に気後れせずたくさんの方に受験してもらいたいですね。

 ──3級機械設計技術者として、これからの抱負があれば教えてください。

中川:今年の春に高専5年生になるので、春休み中に就職先を決めてしまわなければなりません。ですから、この資格を自分の強みにして、能力を十分に発揮できる会社に就職したいと思います。

 ──資格の実務経験年数に達した時、機械設計技術者2級試験、1級試験にチャレンジしてみたいと考えていますか?

中川:もちろんです! 自分に磨きをかけて自信をつける良い機会でもありますし、今までの復習という意味でも自分にプラスになることばかりですから。

 ──どうもありがとうございました。



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