　──機械設計技術者３級試験制度をお知りになったきっかけ、また受験された動機について教えてください。

細木：試験に合格した先輩の話を聞く機会があり、そこで知りました。受験した動機は自分の技術者としての知識レベルを知るためと、開発、設計の仕事に就きたいと思っていたので関係のある資格を取得しようと思い受験しました。

　──試験の難易度はいかがでしたか？

細木：大学の講義を受けていれば、解ける問題だと思いました。全体的に基本的な問題だったのですが計算問題に比べ、選択問題の出題範囲が広かったので教科書などをよく読み返しておく必要があると思いました。

　──３級試験受験にあたって実行した勉強方法は？試験勉強に役立った教科書・参考書があればそれも教えてください。

細木：大学で行なわれた特別講義に参加しました。そこで配布された１１、１２年度の問題を解き、大学で使用している教科書で復習しました。

　──これから３級試験を受験しようと思っている方へのアドバイスがあれば教えてください。

細木：３級の問題は基礎問題なので、基本をしっかり学んでいればできる問題だと思います。計算問題の多い力学系の問題はいろいろなパターンを想定してどんな問題が出題されてもいいようにしておき、選択問題などは用語や記号を丸暗記するのではなく、用語と用語の関係をしっかりと覚えていく勉強をしてください。

　──３級機械設計技術者として、これからの抱負があれば教えてください。

細木：開発、設計の分野に携わっていきたいので、上位ライセンス取得を仕事の一つの目標とし、仕事に対する意欲を高めていきたいです。

　──資格の実務経験年数に達した時、機械設計技術者２級試験、１級試験にチャレンジしてみたいと考えていますか？

細木：エンジニアとしての知識、技術を知ることのできるライセンスなので、上位の級を取得して自信をつけていきたいと思います。

　──どうもありがとうございました。