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(社)日本機械設計工業会ホームページ

島津エンジニアリング(株) 第7技術課
副主任     
渡邊  勉 氏
 ── 機械設計技術者試験制度をお知りになったきっかけ、また受験された動機について教えてください。

渡邊:会社で機械設計技術者試制度の説明があり、そのときにこの試験制度の存在を知りました。自分自身のスキルを、客観的に確認してみたいという欲求は以前から持っておりましたので、良い機会だと思い挑戦しました。



 ── 工業会が主催した受験講習会を受講されましたか?

渡邊:受講しておりません。



 ── 日刊工業新聞社で主催している通信教育講座を利用しましたか?

渡邊:利用しておりません。



 ── 試験の難易度はいかがでしたか?

渡邊:他の受験生の方も書いておられますが、やはり出題範囲が広く、難しいという印象をもちました。



 ── 試験勉強にあたって実行した勉強方法は?

渡邊:機械設計技術者問題集が中心です。まずはその中の基礎問題を理解できるまで何度も解いてみました。基礎なくして応用問題は解けません。遠回りのようでしたが結果的に、自分の身になってくれたと思います。また、会社では月一回受験者同士の勉強会を実施しましたが、そちらのほうは予習が捗らず、あまり身につきませんでした(笑)。



 ── これから2級受験を考えている技術者の方に対して何かアドバイスがあれば教えてください。

渡邊:全科目、全項目を完全にマスターすることはほとんど不可能です。まずは自信のある分野から学習していくと、比較的学習は進めやすいと思います。



 ── 2級機械設計技術者として、これからの抱負があれば教えてください。

渡邊:もちろん合格したことは嬉しいのですが、試験勉強の中でスキルアップできた実感を持てたことも技術者としてメリットが大きかったと感じております。特にモーター関連の部分で、トルク、動力の関係が改めて理解することができました。今後の設計において、この知識は大いに役立てくれると期待しています。



 ── 受験資格の実務経験年数に達した時、1級試験にチャレンジしてみたいと考えていますか?

渡邊:実務経験を積むとともに学習を続け、1級にチャレンジしたいと考えております。



 ── どうもありがとうございました。



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