平成１５年度機械設計技術者試験２級合格者インタビュー

　── 機械設計技術者試験制度をお知りになったきっかけ、また受験された動機について教えてください。

西田：弊社では試験制度が始まって以来、毎年数名が受験しています。今回は自分自身の実力を試すために受験しました。

　── 工業会が主催した受験講習会を受講されましたか？

西田：私事と重なり講習会は受講できませんでしたが、弊社から数名受講者がいましたので、社内勉強会を実施しました。

　── 日刊工業新聞社で主催している通信教育講座を利用しましたか？

西田：利用しませんでした。

　── 試験の難易度はいかがでしたか？

西田：他の試験に比べて実務的問題が多く、ある程度対応できたのではないかという印象です。出題範囲の広さには、改めて驚かされました。

　── 試験勉強にあたって実行した勉強方法は？

西田：弊社では試験前４～５か月を試験勉強期間として、受験者全員の合格を目標に、土曜日および日曜日に１日中勉強会を行なっています。午前中は基本的な考え方の勉強、午後からは過去の問題を解いての質疑応答。とにかく範囲が広いので、自宅では時間を見つけて問題を解いたり、分からない箇所を調べたりで勉強しました。

　── これから２級受験を考えている技術者の方に対して何かアドバイスがあれば教えてください。

西田：試験範囲が広いので、講習会を受講し範囲を絞り込んだり、早めに取り掛かるのがいいですね。

　── ２級機械設計技術者として、これからの抱負があれば教えてください。

西田：今回の受験を通して機械設計の奥深さを改めて知ることができました。今後、この経験と資格を活かし、仕事の視野を広げていきたいと思います。

　── 受験資格の実務経験年数に達した時、１級試験にチャレンジしてみたいと考えていますか？

西田：「生涯チャレンジャー」というのが私のモットーなので、これからもいろいろな試験にチャレンジしていこうと思っています。

　── どうもありがとうございました。