平成１４年度機械設計技術者試験２級合格者インタビュー

　── 機械設計技術者試験制度をお知りになったきっかけ、また受験された動機について教えてください。

柿平：試験制度の存在自体は数年前から知っていました。自分がまだその技術レベルに達していないと思い受験をためらっていたのですが、先輩からの勧めがあり今回受験しました。

　── 工業会が主催した受験講習会を受講されましたか？

柿平：はい、受講しました。試験科目の内容が広かったのですが、各科目で要点をまとめられた講習内容でたいへん役に立ちました。また、講習日程が２日間だった点も、内容充実につながっていたのではないかと思います。

　── 日刊工業新聞社で主催している通信教育講座を利用しましたか？

柿平：３年前になりますが、利用したことがあります。

　── 試験の難易度はいかがでしたか？

柿平：時間内に解答を求めるには、公式と考え方が重要でした。個人的な印象ですが、熱工学は難問だったと思います。

　── 試験勉強にあたって実行した勉強方法は？

柿平：試験問題集と学生時代の教科書の組み合わせで、公式・考え方を確認しながら一日１～２時間を目安に学習を続けました。

　── これから２級受験を考えている技術者の方に対して何かアドバイスがあれば教えてください。

柿平：考え方と公式の認識が重要だと思います。多くの問題を解き、解答の導き方を自分のものにしてゆくことがポイントですね。

　── ２級機械設計技術者として、これからの抱負があれば教えてください。

柿平：機械設計技術者としては、まだまだ未熟ですので自分の技術レベルを向上させるよう努力し、２級機械設計技術者として恥じない設計をしてゆきたいと思います。

　── 受験資格の実務経験年数に達した時、１級試験にチャレンジしてみたいと考えていますか？

柿平：はい、自分の技術レベルが１級に相当するところに達したらチャレンジしたいですね。

　── どうもありがとうございました。