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(社)日本機械設計工業会ホームページ

(株)ア プ ロ  技術部
川野 泰雄 氏
 ── 機械設計技術者試験制度をお知りになったきっかけ、また受験された動機について教えてください。

川野:社内の資格手当リストで知り、ホームページで詳細を調べました。過去問題を見たところ、非常に実務に役立ちそうでしたので受験をしてみようと考えました。



 ── 工業会が主催した受験講習会を受講されましたか?

川野:はい、受講しました。書籍では分かりにくかったことも講習会で理解できた部分があり、役に立ったと思います。大学時代の講義を久しぶりに思い出しました(笑)。



 ── 試験の難易度はいかがでしたか?

川野:基礎科目の難易度は適当だったと思います。
選択科目は荷役・運搬を選択しました。非常に難しかったのですが、過去問題の類似問題でした。初めてあの問題を解かなければならない受験生にとっては、時間内での完全解答は難しいかもしれません。試験問題という観点で見ると、過去出題の物とは別の問題で、もう少し難易度を下げたもののほうがよいのかな、という印象があります。




 ── 試験勉強にあたって実行した勉強方法は?

川野:過去問題集の研究がメインです。理解できない部分は、図書館でその分野の専門書を借りて調べました。この方法で、問題集1冊を6か月かけてほぼ全て解き終えました。



 ── これから1級受験を考えている技術者の方に対して何かアドバイスがあれば教えてください。

川野:過去問題は受験者にとって情報の宝庫です。やはり過去問題は一度解いてみるべきでしょう。その上で分からない問題を見つけ、解答例を覚えるだけでなく、応用が利くように、自分で理解できるまで調べることが必要だと思います。



 ── 1級機械設計技術者として、これからの抱負があれば教えてください。

川野:資格を取得しても、実務に活かせなければ意味がないと思いますので、実務上で知識などを活かしていきたいですね。また、次のステップとして技術士を目指してみようと考えています。


 ── どうもありがとうございました。



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