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機械設計技術者1級試験合格者インタビュー
平成7年度 1級合格
椛蛛@ 興 常務取締役        
   横山 勝則 氏(JMCメンバー)
 ──機械設計技術者試験制度をお知りになったきっかけ、また受験された動機について教えてください。

横山:機械設計技術者試験の制度発足時に社長から受験の要請がありました。

 ──試験の難易度はいかがでしたか?

横山:出題範囲が幅広く、全体的に難しかったという印象があります。

 ──受験にあたって実行した勉強方法は?

横山:試験問題集を何度も繰り返し解くことによって理解を深めました。 また、試験前4日間は、自宅で集中的な試験対策学習を行いました。

 ──これから機械設計技術者試験を受験しようと思っている方へのアドバイスがあれば教えてください。

横山:専門分野に偏ることなく、幅広い知識をもって物事を判断することが重要です。 また、設計という作業にとって「経験」も重要な技術のひとつであることは確かですが、その基礎は計算によって成立っている、ということを常に認識しておく必要があると思います。

 ──機械設計技術者の資格は、所属されている会社で「資格手当て」の対象になっていますか?

横山:具体的な「資格手当て」として規定はされていませんが、所有者の処遇判断、能力評価の対象とされています。

 ──1級機械設計技術者としての抱負をお聞かせください。

横山:産業の空洞化が叫ばれて久しくなりましたが、「物」が作られる限り「設計」という職種は無くなることはありません。しかしながら、機械設計技術者に求められるスキルはより一層シビアになってゆくでしょうし、技術者自身の質や能力を高めていかなければ業界に留まることすら困難になってゆくと思います。今後も1級機械設計技術者としての自覚をもって判断・行動し、部下達に接するときも、技術者としての資質向上を念頭に置き指導してゆきたいと思います。

 ──どうもありがとうございました。



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