社団法人 日本機械設計工業会
Japan Mechanical Design Industries Association

【2008.3.6 掲載】



 ★内外交流部会 つくば見学会報告
 
一般見学者が自由に見学できる見学施設
「きぼう」実験棟の実物大モデルの中に
入ることができます。
 (社)日本機械設計工業会 内外交流部会主催 つくば(JAXAつくば宇宙センター、サイエンススクエアつくば)見学会が、平成20年2月20日(水)、開催されました。
 当日は午前中に工業会理事会が開かれ、そちらの終了を待っての出発となりました。
 つくばまでは開業したばかりの新しい路線である「つくばエクスプレス」を使い、新造車両の快適な乗り心地と筑波山を眺める景色を楽しんでいただきました。
 JAXAでは、H2Aロケットの実物や、人工衛星の実物大モデル、現在計画が進行中である国際宇宙ステーションに連結される日本実験棟(きぼう)の実物大モデルを見学。その後、実際に実験棟が組み立てられていたスペースを見学しましたが、打ち上げ準備のため、実物はすでにアメリカに送り出されたとのこと。しかしながら、JAXA内部の最先端技術の研究所といった雰囲気を味わうことができました。
 その後、サイエンススクエアつくばに移動し、機械をはじめとした産業分野での最先端技術の展示に触れ、参加者の皆さんにとっても興味を大いに刺激された見学会になったのではないでしょうか。

訓練実験棟入り口にディスプレイされた宇宙服。
 サイエンススクエアつくばに隣接する地質標本館などの見学を終え、再びつくばエクスプレスにて秋葉原へ。そこで有志による懇親会が開催され見学会は無事に終了となりました。
 数日前までは関東でも真冬なみの寒い日が続いていましたが、この日は春を思わせる陽気に雲ひとつない晴天。参加者の皆さんの日ごろの行ないのよさを象徴するような天気のなか、ケガ、病気などのトラブルなく全行程を終えることができました。
 JAXA職員の皆様、参加者の皆さんはじめ、関係各位のご協力に改めて感謝申し上げます。
 なお、見学会の様子は、KISETUにも掲載される予定です。そちらも併せてご覧下さい。


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