試験概要と出題科目

1級試験実施の概要、および科目

機械及び装置の基本仕様決定に必要な計算、構想図の作成等の基本設計業務を行なえる能力に達した技術者を対象とした試験を行ないます。

実際に出題された問題は過去問題集に掲載されていますので、出題レベルの把握にお役立てください。

令和6年度 1級受験資格と受験料について

受験資格

最終学歴

直接受験
(※要審査)

2級取得者
工学系 大学(院)・高専専攻科・高度専門士・職業能力開発大学校(旧職業訓練大学校) 5年 2級取得後、
次年度から受験可能
短大・高専・専門学校・職業能力開発短期大学(旧職業訓練短期大学校)・「職業能力開発校(旧職業訓練校)(高校卒業後、2年制)」 7年
その他(上記以外) 10年
受験料 33,000円 (30,000円+3,000円(消費税))

1級直接受験を希望する場合

 1. 【表】の直接受験の実務経験年数を充たしている(実務経験年数の考え方は、2級受験資格(実務経験)の考え方と同様です

 2. 当団体指定の職務経歴書を提出していただき、受験資格審査で受験資格が認められる(←リンク先に手順など記載があります)

以上の2つの条件を充たすことで、2級取得なしでも1級受験が可能になります。

令和6年度 1級試験科目時間割(試験時間 9:30~16:30)

※年度によって科目の組み合わせが変更になる可能性があります。

第1時限
9:30~11:40

設計管理関連課題、機械設計基礎課題、環境経営関連課題

全て記述式解答

第2時限
12:40~14:40

実技課題(問題選択方式)

全て記述式解答 出題5問から3問を選択して解答

第3時限
15:00~16:30
小論文:出題テーマから一つを選択して解答

1級試験科目

設計管理関連課題

機械設計に関わる管理・情報等に対する知識

機械設計基礎課題

機械設計の基本となる計算課題を含む知識

環境経営関連課題

機械設計の管理者として必要な環境・安全に対する知識

実技課題
(問題選択方式)

設計実務に関わる計算を主体とした問題が複数出題され、その中から指定された問題数を選択して解答

小論文

出題テーマから1つ選択し、1200~1600字程度の論文を作成

2級試験実施の概要、および科目

基本設計に基づき、機械及び装置の機能・構造・機構等の具体化を図る計画設計業務を行なえる能力に達した技術者を対象とした試験を行ないます。

実際に出題された問題は過去問題集に掲載されていますので、出題レベルの把握にお役立てください。

令和6年度 2級受験資格と受験料について

受験資格

最終学歴

直接受験 3級合格者
工学系 大学(院)・高専専攻科・高度専門士・職業能力開発大学校(旧職業訓練大学校) 3年 2年
短大・高専・専門学校・職業能力開発短期大学(旧職業訓練短期大学校)・「職業能力開発校(旧職業訓練校)(高校卒業後、2年制)」

5年

3年(※1)

その他(上記以外) 7年 4年(※1)
受験料 22,000円(20,000円+2,000円(消費税))
(※1)令和5年度試験より「工学系短大・高専など卒業」を4年から3年

   「その他」を6年から4年にそれぞれ短縮されました。

令和6年度における2級受験対象となる方の判断(考え方は次年度以降も同じ)
①工学系大学院・大学・高専専攻科卒業の方
  • 令和7年3月末日をもって実務経験年数が3年を満たす予定であれば受験可能。
  • すでに3級に合格されている方の場合は、令和7年3月末日をもって、実務経験年数が2年を満たす予定であれば受験可能(2級取得後、という意味ではなく受験者の実務経験のトータル年数でOK)。
②工学系短大・高専・専門学校卒業の方
  • 令和7年3月末日をもって実務経験年数が5年を満たす予定であれば受験可能。
  • すでに3級に合格されている方の場合は、令和7年3月末日をもって、実務経験年数が3年を満たす予定であれば受験可能(2級取得後、という意味ではなく受験者の実務経験のトータル年数でOK)。
①、②のどちらにも該当しない方
  • 令和7年3月末日をもって実務経験年数が7年を満たす予定であれば受験可能。
  • すでに3級に合格されている方場合は、令和7年3月末日をもって、実務経験年数が4年を満たす予定であれば受験可能(2級取得後、という意味ではなくトータルの実務経験年数)。

令和6年度 2級試験科目時間割(試験時間 9:30~16:30)

※年度によって科目の組み合わせや解答方法が変更になる可能性がありますので予めご了承ください。

第1時限
9:30~11:40
  • 機械設計分野
  • 熱・流体分野
  • メカトロニクス分野
原則マークシート方式、一部記述式となる場合あり。
第2時限
12:40~14:40
  • 力学分野
  • 材料・加工分野
  • 環境・安全分野
原則マークシート方式、一部記述式となる場合あり。
第3時限
15:00~16:30
応用・総合は記述式解答方式(令和3年度以降も従来通り)
科目

機械設計分野 :機構学、機械要素設計、機械製図、関連問題
力学分野 :機械力学、材料力学、関連問題
熱・流体分野 :熱工学、流体工学、関連問題
材料・加工分野 :工業材料、工作法、関連問題
メカトロニクス分野 :制御工学、デジタル制御、RPA、自動化技術、他
環境・安全分野 :機械設計技術者としての環境・安全の知識
応用・総合 :機械工学基礎、機械工業基礎に関する知識の設計への応用ならびに総合能力。記述式問題

3級試験実施の概要、および科目

機械や装置の詳細設計の補佐、ならびに関連する製図等の業務を行なえる能力に達した技術者、または機械設計全般の基礎知識を習得した学生を対象とした試験を行ないます。

実際に出題された問題は過去問題集に掲載されていますので、出題レベルの把握にお役立てください。

令和6年度 3級受験資格と受験料について

受験資格 実務経験は必要ありません(学生の方でも受験いただけます)。
受験料 8,800円(8,000円+800円(消費税))

令和6年度 3級試験科目時間割(試験時間 12:00~16:20)

※年度によって科目の組み合わせや解答方法が変更になる可能性がありますので予めご了承ください。

第1時限
12:00~14:00
機構学・機械要素設計、流体工学、工作法、機械製図

全科目、マークシート方式

第2時限
14:20~16:20
材料力学、機械力学、熱工学、制御工学、工業材料

全科目、マークシート方式

科目
  • 機械工学基礎
    機構学・機械要素設計、機械力学、制御工学、工業材料、材料力学、流体・熱工学、工作法、機械製図

合格発表

各級の合格証書とライセンスカード

  • 試験合格者には、各級の合格証書およびライセンスカードが発行されます。
  • 合格証書、およびライセンスカードのデザインは変更される場合がありますのであらかじめご了承ください。
  • 取得日は年度最終日となります(令和6年度試験に合格された方の取得日は令和7年3月31日と表記されます)。

1級機械設計技術者

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2級機械設計技術者

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3級機械設計技術者

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