平成26年度 3級合格者インタビュー
2015.3.11 掲載
ハンドルネーム: EE NAH さん(受験時 大学機械工学科3年)
── 機械設計技術者試験制度をお知りになったきっかけ、また受験された動機について教えてください。
EE NAH :就職のため、将来役立つ資格を探していたところ、機械設計技術者試験を知りました。
── 受験のための講習会(JMC主催、学校主催など)を受講されましたか?
EE NAH :受講していません。
── 試験の難易度はいかがでしたか?
EE NAH :得意な科目は簡単に解くことでき、一問一問見直す余裕もありました。3級は選択式の基礎問題なので適切な難易度設定だと思います。講評で合格率が37.5%と思いのほか低い数字になっていたのが少し驚きでした。
── 試験勉強にあたって実行した勉強方法は?
EE NAH :使用した教材は主に「機械設計技術者のための基礎知識」と「機平成26年版械設計技術者試験問題集」と「ホームページ掲載の過去問」です。制御工学以外は大学の授業でやっていたので基礎知識があったのですが、工作法、機械製図、工業材料は「基礎知識」で勉強しました。要点がまとめられていたのでとても役に立ちました。ただ「基礎知識」だけではちょっと不安だったので、大学で使っている各科目の教科書やネット検索で調べてさらに勉強を進めました。他の科目は大学の授業を見直しして過去問を解いただけです。
── これから3級受験を考えている技術者の方に対して何かアドバイスがあれば教えてください。
EE NAH :個人的な印象ですが、残念ながら不合格になってしまう受験者の方は、苦手科目の勉強が十分ではなかったのではないかと推測しています。あくまでも3級問題は大学の知識で解ける基礎的なレベルで、難問や奇問が出題されているわけではありません。苦手な分野を教科書で復習すれば余裕をもって合格することができると思います。今後挑戦する皆さんは、あまり合格率の数字にとらわれないで勉強に励んでください。
── 3級機械設計技術者として、これからの抱負があれば教えてください。
EE NAH :就職活動の際、この資格を自分をアピールする武器の一つとして使ってみたいですね。そして将来、機械設計業界の何か一つの分野において、日本を引っ張っていける技術者になりたいと思います。
──今後、より上位の級にチャレンジしてみたいと思いますか?
EE NAH :実務経験年数を満たして、勉強する時間が十分にとれたら挑戦してみたいですね。
── ありがとうございました。