平成26年度 3級合格者インタビュー
2015.3.10 掲載
ハンドルネーム: MINAMI さん(受験時 社会人)
── 機械設計技術者試験制度をお知りになったきっかけ、また受験された動機について教えてください。
MINAMI :もともと技術士資格に興味を持ちネットサーフィンをしていたところ、技術士を目指す方のブログや実際に取得された方のブログのなかで機械設計技術者試験を取り上げられているのを見て試験制度を知りました。技術士を取得された方も機械設計技術者試験を受験していると知り興味を持ちました。
── 受験のための講習会(JMC主催、学校主催など)を受講されましたか?
MINAMI :受講していません。
── 試験の難易度はいかがでしたか?
MINAMI :ひとことで感想を言えば「難しかった」ですね(笑)。ホームページに公開されている過去問題や機械設計技術者試験準拠 機械設計技術者のための基礎知識を使って勉強しましたが、テキスト類では今まで取り上げられていなかったような問題が3割ほどあったという印象です。元々範囲が広いこともあって3年分の過去問題とテキスト(機械設計技術者のための基礎知識)の内容は確実に解答できるようにしておいたのですが、試験当日はそのような想定外の事態に少々慌てました。
── 試験勉強にあたって実行した勉強方法は?
MINAMI :過去問題と機械設計技術者のための基礎知識がメインです。テキストで足りないなと感じる部分は、インターネットを調べたりベアリングメーカーの技術資料を読んだりして調査しました。
── これから3級受験を考えている技術者の方に対して何かアドバイスがあれば教えてください。
MINAMI :技術者は広い視野を持つべきです。同じ職場で同じ仕事を繰り返すだけでは、当然ですがなかなか視野は広がりません。弊害として、新しい技術についていけないばかりか、何か新しい物が出てきたときそれを否定するといった言動に繋がる危険もあります。専門以外の分野に興味を持って勉強することは、自分をそういった事態に陥らないようにする一つの方法であり、この機械設計技術者試験は良い目標になると考えます。受験対象となる学生さんや技術者の方にお勧めしたいですね。
── 3級機械設計技術者として、これからの抱負があれば教えてください。
MINAMI :受験動機でも触れましたが最終的には技術士機械部門の取得を目指しています。その最終目標にむかって進むなかで、機械設計技術者試験が自分の応用力強化に役立ってくれるものと期待しています。学習を通じて得られた知識を業務で活かし、社会貢献できればと願っています。
──今後、より上位の級にチャレンジしてみたいと思いますか?
MINAMI :もちろんです。最終目標は1級の取得と技術士機械部門の取得です。
── ありがとうございました。