平成25年度 ２級合格者インタビュー
2014.3.27 掲載
ヤマハファインテック㈱ ＦＡ事業部 ＦＡ技術２課
藤原 真吾 氏
── 機械設計技術者試験制度をお知りになったきっかけ、また受験された動機について教えてください。
藤原：現職に就いて１０年目の節目をむかえました。自分の実力が世の中の基準に照らし合わせたとき、どのレベルにいるのか会社の中にいるだけではなかなか分かりません。客観的な指標は資格試験ということで、インターネットで資格を調べていたときにこの試験を見つけました。
── 受験のための講習会（工業会主催、学校主催、その他）を受講されましたか？ 受講された方は、その講義は役に立ちましたか？
藤原：受講しておりません。
── 日刊工業新聞社で主催している通信教育講座を利用しましたか？
藤原：利用しておりません。
── 試験の難易度はいかがでしたか？
藤原：難しかったです（笑）。ただ、しっかり準備をしていたので、ほとんどの問題は解答することができました。それでも応用問題ではまったく歯が立たない問題が何題がありました。
── 試験勉強にあたって実行した勉強方法は？
藤原：過去問題集を数年分解き、分からなかった部分は学生時代に使っていた教科書や新たに参考書（熱処理技術入門―金属熱処理技能士・受検テキスト
── これから２級受験を考えている技術者の方に対して何かアドバイスがあれば教えてください。
藤原：準備期間に余裕を持って毎日少しずつ勉強すると良いかと思います。強制される学校の勉強ではなく、大人になってから自分の意志で取り組む勉強というものは、きっと楽しいと感じるはずです。
── ２級機械設計技術者として、これからの抱負があれば教えてください。
藤原：なんとなく前例踏襲している業務の中でも、その理論的な正しさを再確認しながら、自らの設計成果を今後「踏襲」してもらえるような優れた設計ができる技術者になりたいですね。
── 受験資格の実務経験年数に達した時、１級試験にチャレンジしてみたいと考えていますか？
藤原：ぜひ１級合格を目指して挑戦を続けたいです。
── どうもありがとうございました。