平成22年度 3級合格者インタビュー 3
2011.3.8 掲載
産業技術短期大学 機械工学科 栄原 雄三 さん
── 機械設計技術者試験制度をお知りになったきっかけ、また受験された動機について教えてください。
栄原:籍を置いている短大から資格取得を勧められました。今まで学習してきた内容の総復習と、力試しを兼ねて受験を決めました。
── 受験のための講習会(工業会主催、学校その他主催)を受講されましたか? 受講された方は、その講習会が役立ったかどうか教えてください。
栄原:受講していません。
── 試験の難易度はいかがでしたか?
栄原:一つひとつの問題が簡単だとしても全ての範囲を勉強するにはそれなりの時間が必要です。出題範囲の広さが「試験の難しさ」の大きな要因になっているかもしれませんね。
── 試験勉強にあたって実行した勉強方法は?
栄原:過去試験問題5年分を3回ずつ解いて、分からない個所は参考書で調べてみる。そのような勉強の進め方を実践してみました。
使用した教材を紹介すると、まずは各年度版の資格試験問題集(理工出版会)、工業会ホームページで掲載されている過去問題PDF。その他は
・「機構学 (エンジニアリングライブラリ―基礎機械工学)」 サイエンス社
・「機械設計法」 社団法人日本材料学会 (Amazonには該当書籍見当たらず)
── これから3級受験を考えている技術者の方に対して何かアドバイスがあれば教えてください。
栄原:出題範囲は広いですが、一つひとつの問題は決して難問というレベルではありません。焦らず、根気強くじっくり勉強を進めてください。
── 3級機械設計技術者として、これからの抱負があれば教えてください。
栄原:今回の試験で得られた知識を使い、実務の中で手がける設備を効果的に使用できるように備品や治具の設計・政策に励みたいと思います。
── 受験資格の実務経験年数に達した時、2級試験、1級試験にチャレンジしてみたいと考えていますか?
栄原:これからの仕事のなかで経験を積み、力がついたと実感できたとき上の級にチャレンジしてみたいですね。
── どうもありがとうございました。