平成22年度 3級合格者インタビュー 12

2011.5.26 掲載

MHIさがみハイテック株式会社 設計部  飯塚 泰行 さん

── 機械設計技術者試験制度をお知りになったきっかけ、また受験された動機について教えてください。

飯塚:試験制度を知ったきっかけは会社からの斡旋でした。設計部内で受験者が多いことも入社後知りました。エンジニアリング企業の一員として、公に認められる技術力の証になると思って受験を決めました。



 ── 受験のための講習会(工業会主催、学校その他主催)を受講されましたか? 受講された方は、その講習会が役立ったかどうか教えてください。

飯塚:社内教育の一つ受験対策用の講座がありました。講義内容も受験勉強に役立ったと思います。



 ── 試験の難易度はいかがでしたか?

飯塚:難しく感じました。



 ── 試験勉強にあたって実行した勉強方法は?

飯塚:過去問題を解き、分からなかった箇所を大学課程の教科書(「JISにもとづく機械設計製図便覧(第10版)」大西清著、理工学社 ・ 「標準 材料の力学」邉吾一、藤井透、川田宏之他共著、日刊工業新聞社)や、社内教育で使った資料、インターネットなども利用して調べ理解に努めました。また社内で実施した講座は、約半年間の期間で出題される範囲の学問・分野を出題レベルに合わせて学習し、まとめとして模擬テストが実施されました。講義中に当日学習した無いようで解ける過去問題を解いてみることで理解が深まったと思います。



 ── これから3級受験を考えている技術者の方に対して何かアドバイスがあれば教えてください。

飯塚:私の場合は、1か月前から1日1年度分の問題を必ず解くことを自分に課しました。分からなかった問題は、必ず調べて解答し、自己採点で確認しました。



 ── 3級機械設計技術者として、これからの抱負があれば教えてください。

飯塚:お客様に喜んでいただけるよう、より良い設計を目指して精進したいと思います。資格取得の過程で得られた知識を実務に反映させ、設計の質を高めたいですね。



 ── 受験資格の実務経験年数に達した時、2級試験、1級試験にチャレンジしてみたいと考えていますか?

飯塚:ぜひチャレンジしてみたいと思います。



 ── どうもありがとうございました。