社団法人 日本機械設計工業会
Japan Mechanical Design Industries Association

【2013.2.19 掲載】



 ★ 平成25年 中部支部 幹部社員研修会開催
 
 214日(木)午後615分から、愛知産業労働センター(ウインクあいち)にて、中部支部主催「幹部社員研修会」が開催されました。テーマは「労働者派遣法改定による影響と対応」として、講師はあらた経営労務事務所 大倉昭治先生にお越しいただきました。業界が直面する問題として、多くの会員企業の皆様が出席くださいました。
 講師
あらた経営労務事務所
大倉 昭治先生

 担当委員 渋谷真雄氏挨拶(工業会会員)

 研修内容は以下の通りです。

労働者派遣法の歴史
戦後の職安法で「労働者供給事業」は全面禁止となった。
60年に初めて労働者派遣法が制定され、「労働者派遣」が新たに定義された。
以降何度か規制緩和の方向で改定を重ねてきた。
派遣会社に対する行政の対応
大倉先生談:違法による処分には幾つかの段階がある。色々調べたが「機械設計業」という皆様の仕事の括りでは、ほとんど行政処分例がなく“健全な業界”と思います。
一般派遣での行政処分事例の説明
労働者派遣法の改定
法律名が「派遣労働者の就業条件の整備に関する法律」から「派遣労働者の保護に関する法律」と変わったことでも、「派遣労働者の保護と雇用の安定」の観点であることが伺える。
改定の3つの柱
 ①事業規制の強化
 ②派遣労働者の無期雇用化・帯号の改善
 ③違法派遣に対する迅速・的確な対応
特定派遣業が注意すべき点
①有期雇用派遣労働者等の無期転換の推進措置
②均衡待遇の確保
③待遇に関する証明義務
④マージン率の情報提供など
労働者派遣法の改定で特定派遣業のリスクとチャンス
時間の関係で、食事を取りながら、会員の質問に対応。この部分は内緒・・・・。

 出席者の皆さんは講義に聞き入っていました

 法律という「難しい」テーマでしたが、業界にとっては大切な問題であり、企業のイメージアップの為にも勉強しておかなくてはならないと感じました。
 また、この研修を支援頂いた名古屋市市民経済局 谷口様には感謝申し上げます。

 平手支部長挨拶

㈱タマディック 渋谷真雄  記録 楓 聡

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